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お店の経営に もっと女性の参加を(VOL.660)
目 次
巻頭言 the opening article
お店の経営にもっと女性の参加を
◎山口 勝治
特集:対 談
発展する企業の新しいスタイルとは
伸びる会社は女性がいきいき活躍している
◎坂東眞理子 昭和女子大学副学長 ◎安田敬一 本会理事
野口智雄の流通考察
シアーズは本当に大丈夫なのか?
◎野口 智雄
スモールカンパニーのメリットを活かせ!第2部
モノ売りからの脱却 基幹産業としての確立へ
−さまざまな機能の組み合わせによるビジネスの可能性(4)−
◎小松崎 雅晴
スーパーマーケットの新戦略〈第9回〉
「面展開」から「点展開」へ
−情報の発達が分散的出店を可能に−
◎中村 昭司
すぐに活用できるVMD講座21
VMD店舗実践編(Sagamiya 箱根湯本店)
◎福田 ひろひで
風間 晃の現地レポート
高級住宅地を後背地に
上質・高質の店づくりで増収続ける『高島屋玉川店』
◎風間 晃
小売業を取り巻くリスクマネジメント
消費者の苦情事例から見る個人情報保護法への対応
◎古谷 由紀子
さあびす SERVICE サービス21
サービスあらかると(その3)
◎岡田 兼定
会員交差点 喜多村豊のビジネス創発コーナー
ドラッグストアとのタイアップ企画事例
中小・中堅企業のための経営実務コーナー
中小企業退職金共済制度の活用
◎和田 尚志
売場の計数アラカルトH
データを活かそう(家計調査年報との比較)
◎加納 和弘
田中政治の古往今来9
デフレの商法(和田小太郎)
10月の販売計画とインプロ企画:食品SM編(木村 晴則)
〔事業案内〕コンサルティング・企業内研修/通信教育/各種検定
今月の経営データメモ
関連統計主要指標
協会インフォメーション
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巻頭言 the opening article
お店の経営に もっと女性の参加を
山口 勝治
今年は「男女雇用機会均等法」の施行から20年になる。過日の朝日新聞に「女性の活用は進んだか?」との特集が載っていた。それによると、女性雇用の環境は20年前とは比較にならないほど進んだ、としながらも、いまだ女性の7割が第一子の出産をきっかけに離職している。また、女性の働きやすさの国別ランキングでは、80カ国中で日本は43位。女性がパートやアルバイトなどの不安定で低収入の雇用に追いやられる傾向がますます強まっている、との指摘もあった。
流通業はどうだろうか。例えば、スーパーマーケットではレジ係も売場も、ほとんどが女性。しかも若い人から年配者までいる。しかし、それは経営レベルではなく、パート・アルバイトの現場作業レベルでの女性比率である。もちろんファッション専門店などでは、女性幹部の登用も多く見られる。男女雇用機会均等法の意義は、女性雇用の頭数のことではない。能力の正当な評価、成果の配分であり、経営への参加のことである。店舗の経営に女性の持ち味をもっと活かせないか、ということだ。
同じ商品を、同じ低価格で売る同質競争の悪循環を断ち切るには、買物のプロである女性社員に思いっきり仕事を任せること。生活の実情を知る女性が、マーチャンダイジングに関わることは当然である。また、高齢化や健康・環境に敏感なのも女性である。その感性を店に活かすには、上層部もアタマを柔らかくして、能力を引き出せるサポート役でありたい。
最近、コンビニでも高齢者ニーズを意識し始めているという。元気なお年寄りが増えれば、それにふさわしい接客も大切になる。つまりこれからはモノではなく「サービス」が新しいニーズを生み、商品化の決め手になる。サービスは不満や発見の「気づき」から生まれる。それが得意なのは女性だ。その持ち味を上手に活かせるかどうか、経営者の考え一つである。
その意味で、本号の特集で、男女共同参画の魁となられた坂東眞理子さんが当会理事の安田敬一さんと対談されている。ご参考に是非ご一読いただきたい。
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