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移動から遊動へ―モバイル技術と時空間の新たな経験法 (1/1号)

平成19年 1月 1日号

今回の特集は
移動から遊動へ―モバイル技術と時空間の新たな経験法


石井威望のコメント

 携帯電話の普及により、モバイル通信技術は極めて日常的なものとなっているが、今後一層の発展をするためには、従来の「移動」から「遊動」に変わるという方向性が確かに存在する。「遊び」といってもエンターテイメントに限らず、例えばショッピングの際の割引やポイントアップ優待期間なども、モバイルに極めて大きな影響を与えるであろう。またそれが通信等の情報ネットワークに直結するのも自然な流れである。
 コンテンツの重要性が言われているが、都市問題をはじめハードウェアやカーナビなどの交通技術にも影響する極めて興味深い分野である。今回の執筆者は、慶應義塾大学環境情報学部の田中浩也専任講師である。

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ポイント

1. 「遊動」と「ネットワーク」との接点に新たな価値が
 電車・バス・飛行機などによる「他律移動」の時間に携帯、パソコンを使用することはもう珍しくはないが、昨今、徒歩・自転車・自動車などによる「自律移動」も積極的に「楽しむ/遊ぶ」=「遊動」のための時間として再定義されつつあり、それと「ネットワーク接続」との接点に複合的な価値が新しく生まれることが期待されている。

2. 健康/スポーツも単なるデータではなく楽しめる「コンテンツ」へ
 「遊動」の具体的事例の一つとしてはまず健康/スポーツの領域があり、たとえばネットワークに接続した万歩計でサイト上での情報交換、マイクロチップ内蔵のシューズで弾力性を自動制御、iPodとの連携でランニングやエクササイズの記録を保存、などの取り組みが商業化されている。データも単に機械的に蓄積されるのではなく、楽しく鑑賞できる「コンテンツ」へメディア変換する、という発想が必要である。
 
3. 環境「探索」の過程もデジタル記録化とWeb上で共有
 もう一つの具体例は、「自らを取り巻く環境世界の探索と発見」、その過程を楽しむことであり、これもGPS、GISなどを活用した視覚的にユニークな試みを軸に、デジタル記録化と情報のWeb上での共有が進んでいる。「街作り」としてWeb上に地図を作成するプロジェクトもすでに国内外さまざまな都市で進められているが、そこでは、一般ユーザには積極的に情報を見つけ、配信していく役割が期待されるので、システム開発者の側にはモチベーションを高めるための工夫も求められる。


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南極観測50年(5/15号)  2007年 更新




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