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さらなる飛躍をめざして 第54号

【目 次】

副会長・常務理事 
黒木 保博

総会来賓挨拶
文部科学省高等教育局(前)医学教育課長
小松 弥生氏

議事録
2004年度第1回通常総会
2004年度第1回理事会

IASSW国際大会(アデレード)報告
国際関係委員会委員長 
秋元 樹

各種委員会報告(議事録)

新規加盟校の抱負・期待

『第6回福祉教育研修講座』
 (旧ソーシャルワーク実践教育研修講座)報告

事務局長デスクから

四谷だより
第18回アジア太平洋社会福祉教育専門職会議開催のお知らせ他


【巻頭言】

さらなる飛躍をめざして

副会長・常務理事 黒 木 保 博
(同志社大学文学部長・教授)

 社団法人日本社会福祉教育学校連盟(以下、学校連盟)が発足して1年が経過いたしました。加盟校各位には、日頃から学校連盟運営に多大なるご協力ご支援いただき、感謝を申し上げます。

 この1年間は任意団体日本社会事業学校連盟(以下、旧学校連盟)解散に伴う精算ならびに事業引き継ぎを行いました。これに関しては、お陰様で順調に処理が済みましたことを、総会でも御報告致しましたが、この場でも御報告致します。この仕事とともに、私どもの社団法人の所管省である文部科学省医学教育課のお支えをいただきながら、理事会、評議会での協議、また新しく設置した各委員会活動を基軸として、社団法人としての基盤整備に努めてまいりました。これらの基盤整備には、各委員会委員のお働き、中谷事務局長をはじめとした事務局員の精力的な業務対応があったことも、ぜひお知らせしておきたいと存じます。しかしながら、長い任意団体としての事業活動があったとはいえ、社団法人化にむけて掲げた理念を達成していくための事業展開のためには、まだまだ時間をかけた協議と理解が必要な事項が残されており、さらなる加盟校のご協力をいただきたいと考えております。

 この基盤整備のためには、1.学校連盟設立の理念のさらなるご理解をいただきたいこと、2.また(社)日本社会福祉士養成校協会(以下、社養協)との連携・協力との関わり、3.学校連盟地区ブロック支部の組織化と事業展開がぜひとも不可欠となっております。とりわけ、今後の学校連盟活動を考えますと、1、2との絡みから、この支部組織化と事業展開は極めて重要な役割を果たすことになってきます。現在、企画委員会での熱心な協議を重ねていただきながら、各支部での取り組みをすでに始めて頂いております。

 この支部組織の必要性は、学校連盟設立の理念である社会福祉学教育の振興、社会福祉学教育のナショナル・センターとしての諸事業展開のためからご理解頂けると思います。これは、全国的規模からと地域の実情に合わせた事業展開という両視点で、社会福祉学教育の質の維持・向上をはかりながら、社会福祉学教育の小・中・高校、そして市民向けの啓発促進、あるいは高大連携等の具体的事業を展開していくためにも必要となります。

 また、たとえば実習教育のことからもご理解頂けるかと思います。ご承知かと思いますが、旧学校連盟・実習教育委員会の下、社会福祉士国家資格制度のスタートに伴う実習先機関・施設との連携と、実習教育指導の協力体制整備のために、1987年、各地で実習教育協議会が設置されました。この協議会での活動実績が積み重ねられてきましたが、その後の社養協の発足と支部活動が開始されたこともあり、どのように社養協支部との連携・協力をとっていくかが課題となっています。多くの加盟校は、学校連盟と社養協に同時に加盟をされていることからも、両方の組織への加盟意義と区別に苦慮されている現状があります。繰り返して指摘させて頂きますが、社養協の事業活動は、社会福祉士養成教育のみに特化された目的を持ち、所管省(厚生労働省)からは、この目的以外の事業活動は、実施してはならないという指導があることから、きわめて限定的範囲とならざるえません。つまり、実習教育でも実習先、実習内容が一定の範囲と限られることから、医療機関領域等を社会福祉士の実習先にできないことなどの問題も出てきております。このように、加盟校の実習教育の実態からも、学校連盟支部の組織化による連携・協力によって、すべての実習教育先・内容をカバーできるということになるかと思います。

 また、旧学校連盟を設立した1955年当時から積み重ねてきた社会福祉学教育の理念とそれを具現化したカリキュラムが、学校連盟入会加盟審査基準としても承認されています。もちろん、総会でも審議経過を御報告しましたように、新しい入会加盟審査基準を次回総会には提案することになっておりますが、学校連盟加盟校が従来から取り組んできた理念とカリキュラムの具現化は、社会福祉士養成教育理念と指定科目だけで完結することはありません。つまり、社会福祉士国家試験受験科目だけの設置をすれば、社会福祉学教育であるとの間違った理解で、入会申請をしてくる大学が出てきておりますが、入会にあたっては、正会員として承認できないことをお伝えしております。

 学校連盟がめざすものは、社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士等の専門職養成教育をも包み込んだ社会福祉学教育の振興とナショナルセンターとしての役割を果たすことです。そのためには一日も早いアクレディテーション事業の実施が望まれます。次期役員体制においても、さらなる基盤整備をはかるとともに、そのための準備体制を整えなければなりません。加盟校が質の向上を図り、受験生・入学者に信頼性を得られること、それは経営基盤を固めることに直接つながる社会福祉学教育のあり方になることを、加盟校相互の努力を得ながら実現したいと考えております。





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