キカンシネット 書店で買えない機関誌・広報誌を、ちょこっと見られます
 
土と健康
土と健康
結成の翌1972年2月に創刊(78年まで『たべものと健康』)、98年1月には300号記念号として「21世紀の有機農業−古きに学び、新しい時代を拓く」特集号を発行。本会開催のシンポジウム・研究会等の報告、食と農、環境をめぐる最新情報、各地の有機農業に関する活動情報のほか、特集形式による社会的課題への積極的問題提起も行う月刊誌。会員配布。
   
発   行 :  日本有機農業研究会
発行回数 : 年 11 回
定期購読 : 年会費:6,000円 。入会すると会費のなかに含まれます。
 
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つながるいのち つなげるいのち 有機農業推進法制定2年目にむけて(4・5月合併号)

今月の記事から


● 第36回日本有機農業研究会全国大会
 つながるいのち つなげるいのち 有機農業推進法制定2年目にむけて

  • 第36回日本有機農業研究会全国大会参加のお礼と報告   ・・・・ 相原 成行

  •  有機農業推進法制定後の2年目に向け、今こそ有機農業の原点に立ち戻り、結成趣意書の意義をたどり、これまで力を入れてきた「自給」「提携」を再確認し、新たな一歩を踏み出す大会にしたいと、理事・東京の幹事等による実行委員会が立ち上がり、東京で大会が開催されました。
     そして3月1日、2日にかけて総勢480人余の方々にご参加いただき、熱く実り多き大会を開催することができましたことを心より感謝申し上げます。

  • 全国有機農業の集い2008 第36回日本有機農業研究会東京大会 アピール   ・・・・ 参加者一同
  • 基調講演 創立者一楽照雄と有機農業   ・・・・ 坂本 尚

  •  一、結成趣意書にもられた一楽思想
     1,「提携の思想」(1)日有研の独自性の根本―「提携」(2)農業は、人間の健康や民族の存亡が経済的見地に優先しなければならない 2,人類史の新しい段階の認識(1)自然と人間の敵対矛盾関係の段階へ(2)「自然と人間の調和」担い手は工業労働者ではなく、農業者・農民である(3)近代化路線に反対 3,一楽の思想形成過程(1)農民の子として(2)協同組合運動へ(3)協同組合間提携、農住都市構想の提唱 4,「有機農業」による「世直し」の運動こそ未来を拓く(1)脱商品化をめざす「提携」(2)自然のもつ「個性」
     二、「世直し」運動の根本は「食」の変革
    1,豊かさの「自給運動」80年代、仁賀保町の実践例 2,「食育基本法」の有機農業運動推進にもつ意味 3,地域に根ざした食教育 4,食意識の変革
     三、帰農 地域に根ざした農へ


    ● 第36回通常総会報告08年3月2日 於日本青年館
     「自給」「提携」「有機農業」を柱に活動を進めよう   ・・・・ 日本有機農業研究会総務部

     一.佐藤喜作理事長の大会挨拶から 今大会は、6年前に第30回記念大会(2001年)と同じ開場で開かれました。大会冒頭の佐藤理事長の挨拶は、「この開場で、第30回記念大会が盛大に行われたことを思い出しております。あの第30回の記念大会の時から今日までわれわれの暮らしとなり、あるいは生活となり、あるいは世の中がよくなったでしょうか。どうでしょうか」と、始まりました。
     二.通常総会について 総会は、佐藤理事長の挨拶の後、議長に鶴巻義夫さんが選ばれ、5つの議案がいずれも拍手多数により承認されました。
     三.役員改選について
     四.会員の積極的なご参加を!


    ● とれたて青年部   ・・・・ 今井 優子
     各地に青年部をつくって交流を! 青年部は毎月1回、基本的に日有研事務所で会合を開いています。ご存知のように青年部は、春の入門講座・夏の現地見学会という催しを柱に活動しています。毎月の会合では、これらの企画を練ったり、情報交換などをしています。


    ● 中国産餃子による中毒事件と再発防止への提言   ・・・・ 田坂 興亜
     ・使われ続ける危険度の高い農薬
     昨年11月24日の国際有機農業映画祭に引き続き、今年の日本有機農業研究会大会分科会(3月1日)で、環境テレビトラスト日本委員会が作った「日本の公害経験(5)農薬 その光と影」という作品(DVD)が上映された。その冒頭に、現在のカンボジアでの農薬使用の状況が出てくる。今回の餃子中毒事件で「脚光をあびた」メタミドホスや、2月中旬以降に検出されたパラチオンメチルといった急性毒性が極めて高い殺虫剤で、市場でも大量に売られていた。
     ・洗っても取れないメタミドホス
     ・規制あっても守られず、禁止後も使用か
     ・食を輸入に頼り続けてよいのか
     ・各地域における持続可能な農法による食料の自給・自立が再発防止の鍵


    ● 種から育てよう 60 コタントウモロコシ   ・・・・ 斎藤 昭
     種の由来 この種は白老いんげん(07年12月号本欄掲載)、チヨカボチャ(08年1・2月号本欄掲載)と共に加藤さんが大事に育ててきた「在来種」です。白老町はアイヌ民族が多く住んでいる町です。昔はコタン(集落)で命の糧のひとつとしてたくさんのトウモロコシを植えていたと思います。長い期間白老町で育ってきたこのトウモロコシを、先住民として生活してきたアイヌ民族に思いをはせ、コタントウモロコシと呼ぶことにしました。


    ● ひろば 東ティモールから「あーす農場」にやってきたジョゼとシルビーノ   ・・・・ 大森 ちえ
     昨年8月26日、東ティモール日本文化センター(TNCC)の招きで、暑い国、東ティモールから、ジョゼとシルビーノが、兵庫県但馬北部の山村にある「あーす農場」にやってきた!東ティモールは、現地のテトゥン語ではロロ(太陽)サエ(昇る)ティモールという。450年間ポルトガル植民地、約3年間旧日本軍に占領された歴史をもつ。2002年5月に24年間のインドネシアの占領から独立。24年の間に徐々に農薬や化学肥料、そして今、「支援」で他国から大型機械やアメリカ型の農法、農薬、F1の種、化学肥料がどんどん入ってきた。
     最初はいいけど、20年もすれば大地はガチガチになり、作物は化学肥料なしでは作れなくなる。ジョゼとシルビーノは、そのことを知っていた。


    ● 熱き心くん   ・・・・ 大谷 理伸
     山梨県での半年の研修生活の後、八郷の「百姓の家」での生活を1年前からスタートさせました。何も知らずに飛び込んだこの土地ですが、温かい人の繋がりがありました。今はその中で生かされているというだけですが、必死になってこの地で生きていきたいと思っています。まずは、しっかり野菜を作って売っていかなければなりません。


    ● BOOK『ここ 食卓から始まる性教育』内田美智子、佐藤剛史著
       ・・・・ 佐藤 剛史
     共著者である内田美智子先生(助産師)の話を初めて聞いたとき、涙が止まりませんでした。この人の話を、一人でも多くの人々に伝えなければという使命感を感じました。自分がいかに愛されて育てられたか。そして、自分の子どもをどのように愛して育てるか。そしてその愛は食卓にある。そんなメッセージが込められた本です。 有機農業に直接的に触れた本ではありません。しかし、生や子育て、家族、地域のこと。有帰農業に携わる皆様が最も大切にしている土台について書きました。多くの農家と出会い、いろんなことを教えられ、子供が田んぼで、地域で、元気に育つ姿を見て、そんなことを思い出しながら、書きました。 


    ● BOOK『ほどほどに食っていける田舎暮らし術』今関知良著
       ・・・・ 今関 知良
     食の安全、安心がますます怪しくなり、市販の食べ物への信頼が薄れてきている今日、当会がかかげている「食の自給」はますます重要な課題になってきていると思います。家庭の、地域の、そして国の自給まで押し進めなければならないのですが、私たちにまずできることは、自家での自給と地域での自給と物々交換ではないでしょうか。自身の狭い経験だと、米、大豆、小麦、そしてそれらを使った加工品を作れるかどうかが、日本食での自給がどれほどのものかを測れる尺度ではないかと思うのです。
     実践を活字にしてみたのが、「ほどほどに食っていける田舎暮らし術」です。さらに、食べものの自給は、単なる経済行為にとどまらず、人間関係においても自然を見つめる視点においても変化を及ぼし、精神的にも非常に豊かになるということを幾多の実例をあげて紹介しています。


    ● 各地から
     九州 日の国九州・山口 有機農業の祭典   ・・・・ 田中 欽二


    ● 佐藤喜作のキサクな話 仙人は実在した?   ・・・・ 佐藤 喜作
     この節、仙人などという言葉は聞くことがない。しかし幼少時代はよく聞いたし使いもした。それは一つの憧れでもあり、そんなことはあり得ないと思うだけに、なおさら憧れを募らせた。ところが仙人に該当する方とお会いして驚愕してしまった。


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    キカンシネットは公的機関の発行する機関誌、広報誌の『目次』を掲載してます。書店で流通していないものがほとんどですが、個人でも購読できるものもあります。興味のある機関誌がありましたら発行者へ問合せてみましょう。

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    技あり
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